学校の広場TOP > HOW TO 学校選び > 英語コースについて

1. 身に付けたい英語力の目標 4. 学費の価格差 7. ロケーション情報
2. 英語学校について 5. 日本人の学生数について 8. 英語学校の開示する情報データ
3. 使える英語力 6. 英語コースについて 9. 留学代理店の使い方

6. 英語コースについて
英語学校が提供している英語コースにはいろいろな種類がありますが、どの英語学校でも、提供しているのが一般 英語コース(General English Course ※他の呼び方もありますが一般的な名称)です。

各英語コースは、それぞれの目的に応じた
英語力が向上するようにデザインされています。以下の各英語コースの説明を参考に、自分が受講したいと思う英語コースを探してみましょう。

また、身に付けたい英語力の目標
 や 使える英語力 を参考に、自分の希望にあった英語コースを提供している英語学校を選びましょう。
一般英語 進学準備 ケンブリッジ ビジネス英語 高校進学 IELTS 英会話 英語教師養成 その他



 
一般 英語コース(General English)
どの英語学校でも、必ず提供しているのが一般 英語コース(General English Course ※他の呼び方もありますが一般的な名称)です。

一般英語コースは、主に英語でのコミュニケーション能力の向上を目的としデザインされたコースで、授業では、コミュニケーションに大切な「読む、聞く、話す」の3技能を重点的に学び、「書く」の技能は宿題などで補足するのが一般 的です。
大学付属やTAFE・ビジネスカレッジ付属の英語学校の多くは、「読む・聞く.話す・書く」の4技能を平均的に行っています。
英語学校について参照


基本的に、ほとんど英語が使えない初級レベルから上級レベルまでクラス分けされ、それぞれのレベルに対応したカリキュラムが用意されています。
小規模の学校の場合、細かくクラス編成ができない場合もありますが、そのような場合、教師が各学生をサポートしています。

授業は、ゲーム的な要素を取り入れた、楽しみながら英語が学べるようなものから、時事などテーマを決め、真剣に討論を行ったり、自分の意見を発表するなど、さまざまな角度から英語のコミュニケーション能力が高められるように工夫されています。 もちろん、授業の内容については、各英語学校によって大きく異なります。

学費の価格差を参照

ほとんどの学生は、一般英語コースからはじめ、基礎力を付けてから、自分の目的にあった他の英語コース(進学準備コース、ケンブリッジ英検準備コースほか)で学びます。

 
PAGE TOP 進学準備 ケンブリッジ ビジネス英語 高校進学 IELTS 英会話 英語教師養成 その他


 
進学準備コース(EAP)
進学準備コースの英語の名称は English for Academic Purposes が一般的で、その頭文字を取って EAP と呼ばれています。
各英語学校によって名称が異なる場合がありますが、基本的に、進学準備コースの場合、EAPで通 じます。

進学準備コースは、その名の通り、大学やTAFE、ビジネスカレッジなどへの進学を目指している学生を対象に、進学先での勉強に必要とされる英語力と学習技能を向上させるようにデザインされています。 基本的に、 聴講する力(聞く)、学術的な文章を読む力(読む)、エッセイやレポートを書く力(書く)を高めるための授業が中心で、定期的にディスカッショやプレゼンテーション(話す)の練習も行います。

大学やTAFE、ビジネスカレッジでは、「聞く、読む、書く」の技能が特に重要となります。評価は、ほとんどが提出物とテストで決まるため、特に「聞く、読む、書く」の力を高めること大切です。

ほとんどの英語学校では、中級レベル以上(英語の基礎能力がある)の英語力がなければ進学準備コースを受講することは出来ません。

進学準備コースは、進学する目的がある人だけが受けるという訳ではありません。上級レベルの英語力を身に付けたい人は、ある程度の英語力(中級レベル以上)が付いたら進学準備コースで「聞く、読む、書く」の技能を強化することをお勧めします。
長期間(半年以上)、英語学校に通 う場合、一般英語ばかり受講していると飽きが来ます。一般英語コース以外に受講できる英語コースで学ぶ事は、新鮮な気持ち(やる気)を取り戻し、違う角度での英語力アップにつながります。

   
PAGE TOP 一般英語 ケンブリッジ ビジネス英語 高校進学 IELTS 英会話 英語教師養成 その他


 
ケンブリッジ英検準備コース(Cambridge Test Preparation)
ヨーロッパのビジネス界では、必要不可欠と言えるほど大切な資格となっているのが「ケンブリッジ英検/Cambridge Examinations」です。ヨーロッパでは、多くの企業が、求人の際、「ケンブリッジ英検の・・・以上の英語力が必要」といった形で、求職者に対し、英語力の条件を求めることが一般 的となっています。

ケンブリッジ英検には5つのレベル、KET (Key English Test)、PET (Preliminary English Test)、FCE (First Certificate in English)、 CAE (Certificate in Advanced English)、CPE (Certificate of Proficiency in English) があり、FCEの合格レベルで、ビジネス・シーンでの最低限のコミュニケーションが可能な英語力があるとされています。

FCE合格レベルとは、日本の英検1級と準1級レベルの中間くらいのレベルだと考えられます。
身に付けたい英語力の目標参照。


ケンブリッジ英検の特徴は、英語の知識量(語 彙量)をはかるのではなく、英語の知識を実際に使いこ なす能力をはかるためのテストで、実社会で使える英語 力があるかどうかの判断が出来るようにデザインされています。そのため、単に文法に詳しい、語彙量 が豊富というだけでは決して合格は出来ません。 ケンブリッジ英検は、読む(Reading)書く(Writing) 聞く(Listening)話す(Speaking)英語の使用能力 (Use of English)の5技能の全ての分野でテストが行われます。

ケンブリッジ英検準備コースは、これら5技能のすべての能力を引き上げて行くようにデザインされ、他の英語コースに比べ、非常に厳しい内容のコースです。

ケンブリッジ英検準備コース(FCE以上)を受講するには、基本的に中上級レベル以上の英語力が必要です。このコースを受講するためには、各英語学校が行うレベルチェックテストをパスしなければなりません。

ケンブリッジ英検準備コースの受講者の70〜90%がヨーロッパ人です。日本人の場合、英語の基礎力をしっかり身に付けてからケンブリッジ英検準備コースに参加しない限り、他の学生(ヨーロッパ人)に圧倒されて、途中で挫折してしまいます。ケンブリッジ英検準備コースに挑む前には、進学準備コースやビジネス英語コースなどを受講し、さまざまな角度から英語の基礎力強化を行うことをお勧めします。
使える英語力参照。


コースは年に3回、1月初旬〜3月中旬(10週間/FCE&PETのみ)、3月中旬〜6月初旬(12週間/全段階)、9月中旬〜12月初旬(12週間/全段階)に行われます。テストはコース修了の少し前からはじまり、コース修了直後に終わります。

ビジネスをはじめ、あらゆる分野で通用する上級レベルの英語力を身に付けるために、ケンブリッジ英検準備コースの受講及びテストの合格を目標にする人は少なくありません。

PAGE TOP 一般英語 進学準備 ビジネス 高校進学 IELTS 英会話 英語教師養成 その他


 
ビジネス英語コース(Business English)
ビジネス英語コースとは、その名の通 り、国際ビジネス・シーンで使われるコミュニケーション英語を学習する英語コースです。各英語学校(のクラスレベル)によってコース内容は異なりますが、主に、会社(自己)の紹介、ビジネスレター、プレゼンテーション、交渉、問い合わせ、苦情の対処、指示(伝達)、レポート作成など、欧米社会(英語圏)のビジネスシーンで実際に使われる内容を基にデザインされています。

ビジネス英語コースの名称は、各英語学校によって異なりますが、一般 的に English for Business や Business English と呼ばれています。

ビジネス英語コースには、英語学校が独自に開発したカリキュラムを使用している場合と、ケンブリッジ英検のBusiness English Certificate(通称BEC/ベック)の準備コースをビジネス英語コースとして行っている場合があります。
ケンブリッジ英検BECは、国際的なビジネスの場で英語を活用したいと考えている方のための英語検定で、リスニング・スピーキング・リーディング・ライティングの4技能において、ビジネスの場面 に即した英語能力を判定します。

フルタイムの単体のコースとして、常にビジネス英語コースを開講している英語学校は、ある程度の学生数を有する学校です。※受講を希望する学生が少ない場合、コースが開講されないこともあります。

PAGE TOP 一般英語 進学準備 ケンブリッジ 高校進学 IELTS 英会話 英語教師養成 その他


 
高校進学準備コース(High School Preparation)

高校進学準備コースとは、オーストラリアの Secondary School(Year7〜12/日本の中学1年〜高校3年) に留学するために必要なコミュニケーション英語力の強化と、実際に Secondary School で教えている数学や科学、歴史、美術などの教科で使われる英語の指導を行ない、Secondary School での授業に即対応できるようにするプログラムです。もちろん、各英語学校によってカリキュラムの内容は異なります。

オーストラリアでは、Secondary School から High School と呼んでいるため、コース名称が High School Preparation (日本語では高校進学準備コース)となっています。

オーストラリアでは、18歳未満の学生が、オーストラリアの学校に学生ビザを取得して通 う場合、滞在中の保護者/保証人(Guardian)が必要になります。従って、高校進学準備コースに入るためには、通 う予定の英語学校に、オーストラリアでの保護者/保証人の手配を依頼するか、オーストラリアの法律で保護者/保証人になれる人(親・親戚 など)を探す必要があります。学生ビザを申請する際、その学生の保護者/保証人となる人のサインが必要となります。日本人の場合、保護者/保証人の手配は、通 う予定の英語学校に依頼するのが一般的です。

また、日本で修了した教育課程の成績証明書(英文で)が必要となります。あまり成績が良くない場合、高校進学準備コースへの入学ができない事があります。

PAGE TOP 一般英語 進学準備 ケンブリッジ ビジネス英語 IELTS 英会話 英語教師養成 その他


 
IELTS準備コース(IELTS Test Preparation)

IELTS(アイエルツと呼ぶ/International English Language Testing System)は、Reading(読む)Writing (書く)Listening(聞く)Speaking(話す)の言語技能のすべてが評価の対象となるテストで、主にイギリス、 オーストラリア、ニュージーランドの教育機関(大学や専門学校)への留学、またオーストラリア、ニュージーランドへの移住の申請の際、英語能力を審査するために使われています。
IELTSテストには Academic Module(アカデミック・モジュール) と General Training Module(ジェネラル・トレーニング・モ ジュール)の2つの Module(測定基準)があり、大学や大学院への留学希望者は Academic Moduleのテスト結果が必要になります。

IELTS準備コースは、IELTSテスト対策のみを特化したコースで、主に大学や専門学校への進学を考えている人が、その学校の要求する英語力基準値(大学の場合、IELTS 6.0〜6.5ポイント)まで英語力を向上させるべく専用カリキュラムが用意されています。

英語学校の進学準備コースの中で、IELTSテストの模試を行ったり、IELTSテスト対策となるような授業を行っているところは少なくありません。IELTS準備コースは、特に、IELTSテストの結果 のみが早急に必要な人が受講されています。
IELTSテストは、主要都市にあるIELTSテストセンター(主に大学)にて毎月行われていますが、1度受験すると、次は3ヶ月経過しないと受験できないため、大学や専門学校の入学申込締切り時期や、テスト結果 が必要となる時期を考慮の上、受験日を決める必要があります。

PAGE TOP 一般英語 進学準備 ケンブリッジ英検 ビジネス英語 高校進学 英会話 英語教師養成 その他


 
英会話集中コース(Conversation)
英会話集中コースは、主に「話す、聞く」の技能を向上させるようにデザインされています。

特に、英語力の低い初級〜中級レベルの人は「とにかく短期間で、英語でのコミュニケーションがはかれるようになりたい」という気持ちが強いため、自分の英語力が直ぐに感じられる「話す、聞く」の力を集中的に伸ばすコースを求めるケースが多いと言えます。
ワーキングホリデーメーカーの場合、基本的に英語学校にはフルタイムで12週間しか通 えないため、「話す、聞く」の能力を早く身に付けたいという気持ちから、英会話集中コースを希望する人は少なくありません。特に日本人(韓国人も)に人気があります。

ただし、フルタイムで英会話集中コースだけを行っている英語学校は多くはありません。主に、一般 英語コースの中で選択授業に組み込まれていたり、パートタイムで行なっている英語学校がほとんどです。

PAGE TOP 一般英語 進学準備 ケンブリッジ ビジネス英語 高校進学 IELTS 英語教師養成 その他



 
英語教師養成コース
「英語教授法資格」と言えば、頭に浮かぶのはTESOLでしょう。 TESOLとはTeaching English to Speakers of Other Languages の略で、英語を母国語としない人達を対象とした英語の教授法で、大学院(修士課程)やTESOL専門の教育機関で、様々な教授法のコースを提供しています。

ただ、世界で最もポピュラーな英語教授法資格は、Cambridge/RSA CELTADELTAで、それぞれ資格取得コースがあります。このCELTADELTAは、主に英語を母国語とする人が、他の言語を母国語とする人達に英語を教授する国際的に認められた資格です。
CELTA(4週間コース): University of Cambridge Certificate in English Language Teaching to Adults の略
DELTA(8週間コース): University of Cambridge Diploma in English Language Teaching to Adults の略

オーストラリアでは、Cambridge/RSA CELTAやDELTAを開講している英語学校が、留学生を対象にした英語教師養成コース(サティフィケートコース/10週間)を開講しています。ただし、受講するためにはかなり高いレベルの英語力が要求されます。(Cambridge FCE合格、IELTS 5.5以上、又は同等の英語力)

英語教師養成コース修了時に取得できる資格は、日本で通 用するのでしょうか? 」といった問合せはかなりあります。もちろん、日本の教育機関で、英語の教員免許(国家資格)として認められることはありません。 これは、 CELTADELTA、大学院レベルのTESOLの資格に関しても同様です。
ただし、 英語教師養成コース修了時に
得られる資格は、かなり高い「英語能力」と「英語の教授法」を身に付けた人のみに与えられる資格なので、就職の際に自信を持って履歴書に書いたり自己PRに使う事ができます。

主に、英語教師養成コースを受講する人は、中学や高校で英語教師として働いている(た)人で教師としてのレベルアップをはかりたい、英会話学校や塾で英語講師になり英語を教えたい、自分で英会話教室を開きたいといった考えを持っている人が多く、それらの人達にとって非常に役立つコース内容となっています。

PAGE TOP 一般英語 進学準備 ケンブリッジ ビジネス英語 高校進学 IELTS 英会話 その他



 
その他のコース
学生ビザは取得できないけれど、短期間で学べるパートタイムの英語コースや英語コース以外の様々なコース(主に日本人が経営する小規模の学校)があります。

英語コース/パートタイム


TOEIC対策コース
IELTS準備コース
児童英語教師養成コース
翻訳家養成コース(要英語力)
英文会計コース

その他コース/パートタイム

日本語教師養成コース
ネイルアート
メークアップ
アロマテラピー
フラワーアレンジメント
テーブルコーディネイト
海外ウェディング・プランナー養成コース
ほか多数

これらのコースは、主に、英語学校での英語コースを終え、短期間で何か違う知識やスキル(技能)を身に付けようと考えている人が多く受講されています。留学生やワーキングホリデーメーカーが多いシドニー(NSW州)には、こういったコースが豊富にあります。各コースに言えることですが、受講を希望する学生が少ない場合、コースが開講されないこともあります。

「学校の広場」の学校一覧データは、基本的に英語学校(学生ビザの取得できるコースを提供する)の専用ページのため、その他のコースに関する情報はあまり多くありません。

PAGE TOP 一般英語 進学準備 ケンブリッジ ビジネス英語 高校進学 IELTS 英会話




学校の広場TOP | HOW TO 学校選び | 学校データ一覧 | 学校データランキング | ご利用方法 | お申し込み | 無料学校相談 | 会社概要 | お問合せ
Copyright (C) 2003 Bondi Australia Student Information Centre Pty.Ltd. All Rights Reserved