学校の広場TOP > HOW TO 学校選び > 英語学校について

1. 身に付けたい英語力の目標 4. 学費の価格差 7. ロケーション情報
2. 英語学校について 5. 日本人の学生数について 8. 英語学校の開示する情報データ
3. 使える英語力 6. 英語コースについて 9. 留学代理店の使い方

2. 英語学校について
英語学校は大きく分けて4タイプ
「英語学校は英語学校だからあまり違いなんてない」と思っている人が意外に多いのですが、実際はかなりの違いがあります。例えば、「車」といっても、軽自動車のような経済車から高級セダン、スポーツカー、商用車(バン)、トラックほか、用途や目的にあったタイプの車があるように、英語学校にも色々なタイプがあります。自分の目的にあった英語学校を選ぶために、まずは英語学校のタイプを理解することが大切です。

私立英語学校  ●大学付属英語学校  ●TAFE付属英語学校  ●ビジネスカレッジ付属英語学校
※下の表は、大まかな解説(目安)で、場所(州や都市)や学校によって異なる場合があります。



私立英語学校
設立目的 英語を母国語としない外国人に、「英語」という、世界の共通 語となりつつあるコミュニケーション・ツール(英語)の能力を向上させるために開設された。
特色 一般英語コースは、主に「読む・聞く・話す・書く」といった、人とのコミュニケーション能力を伸ばすためにデザインされたコミュニケーション中心のカリキュラムを使用。「書く」というパートの授業時間は、「読む・聞く・話す」に比べてかなり少なく、宿題などで対応。
コース メインは一般英語コース。ビジネス英語コースやケンブリッジ検定準備コースを上級レベルに開設している学校が多い。ただし、大学やTAFE、ビジネスカレッジへの進学組(アジア人が多い)を中心にしている学校は、上級レベルで進学準備コースやIELTS試験準備コース等を開設している事が多い。
国籍

学校によってかなり異なるが、他のタイプの学校に比べてヨーロッパ系(特に西欧)の学生が多い。基本的にヨーロッパ系の学生は、短期間(12〜24週)で英語のコミュニケーション能力の向上を目的としている。ビジネス英語コースやケンブリッジ検定準備コースを開設している学校には特にヨーロッパ系(西欧)の学生が多い。

特典 進学準備コースを開設している学校では、一定の期間、進学準備コースで勉強し、英語力が指定のレベルに達していれば、本来、要求されてるIELTSやTOEFL等の英語テスト結果 の提出無しに、学校が提携している大学やTAFE、ビジネスカレッジに入学できる場合がある。
対象ビザ

ETAS・観光・ワーキングホリデー・学生ほか。

対象者(主に) エンジョイ型の短期留学や、英語のコミュニケーション能力を伸したい人向き。もちろん、大学・大学院への進学、またTAFEやビジネスカレッジへの進学を考えている人にも対応している学校は多い。
メモ 学費の安い学校から、様々な専門英語コースを開設している学校まで、選択の幅が広い。
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大学付属英語学校
設立目的 大学・大学院への進学を目指す留学生を対象に英語力および学習技能を養うために開設された。
特色 アカデミック色(読む・聞く・書く)の強い英語コース(進学準備コース/EAP)を中心にデザインされている。一般 英語コースは、読む・聞く・話す・書くを平均的に行うスタイルの学校が多い。
コース メインは一般英語コースと進学準備コース、IELTS試験準備コース等。学校によっては、ビジネス英語コースやケンブリッジ検定準備コースを開設しているところもある。
国籍 アジア系の学生が多い。アジアとオーストラリアの距離の近さ、またオーストラリアの高等教育レベルの高さと費用面 の安さ(他の英語圏に比べ)から、進学に向けて英語力の向上を目的としたアジア系学生が大半を占める。学校によっては(特にパース)、ビジネス英語コースやケンブリッジ検定準備コースを開設しており、ヨーロッパ系の学生が多い傾向がある。
特典 ほとんどの大学付属英語学校の学生は、その大学の大学生と同様に大学内の施設を利用できる。また、一定の期間、進学準備コースで勉強し、英語力が指定のレベルに達していれば、本来、大学入学申請時に要求されているIELTSやTOEFL等の英語テスト結果 の提出無しに、その大学に入学できる場合がある。
対象ビザ

ETAS・観光・ワーキングホリデー・学生ほか。

対象者(主に) 大学・大学院への進学、またTAFEやビジネスカレッジへの進学を考えている人向き。もちろん、エンジョイ型の短期留学や、英語のコミュニケーション能力をしたい人にも対応している。
メモ 州によって異なるが学費はやや高め。ただ、大学・大学院への進学といったアカデミック型の長期留学を考えている場合、大学の雰囲気や仕組みを知る事ができたり、現地大学生との交流ができるという利点がある。
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TAFE付属英語学校
設立目的 TAFE(Technical And Further Education/州立専門学校への進学を目指す留学生を対象に英語力および学習技能を養うために開設された。
特色 アカデミック色(読む・聞く・書く)の強い英語コース(進学準備コース/EAP)を中心にデザインされている。一般 英語コースは、読む・聞く・話す・書くを平均的に行うスタイルの学校が多い。
コース メインは一般英語コースと進学準備コース。学校によっては、IELTS試験準備コースやビジネス英語コースを開設しているところもある。
国籍 アジア系の学生が多い。アジアとオーストラリアの距離の近さ、またオーストラリアの高等教育レベルの高さと費用面 の安さ(他の英語圏に比べ)から、進学に向けて英語力の向上を目的としたアジア系学生が大半を占める。
特典 ほとんどのTAFE付属英語学校の学生は、そのTAFEの一般 学生と同様にTAFE内の施設を利用できる。一定の期間、進学準備コースで勉強し、英語力が指定のレベルに達していれば、本来、要求されているIELTSやTOEFL等の英語テスト結果 の提出無しに、そのTAFEに入学できる。
対象ビザ

ETAS・観光・ワーキングホリデー・学生ほか。

対象者(主に) TAFEやビジネスカレッジへの進学を考えている人向き。もちろん、エンジョイ型の短期留学や、英語というコミュニケーション能力をしたい人にも対応している。
メモ TAFEはオーストラリア人のための州立の専門学校で、多種にわたる専門コースを提供している。TAFE付属英語英語学校は、私立英語学校大学付属英語学校に比べ、学費がやや安い。
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ビジネスカレッジ付属英語学校
設立目的 ビジネスカレッジ(私立専門学校)への進学を目指す留学生を対象に英語力および学習技能を養うために開設された。
特色 主にアカデミック色(読む・聞く・書く)の強い英語コース(進学準備コース/EAP)を中心にデザインされている。但し、ビジネスカレッジから英語コースだけを独立させた、私立英語学校と同じタイプの学校も多い。
コース メインは一般英語コースと進学準備コース、IELTS試験準備コース等。学校によっては、ビジネス英語コースやケンブリッジ検定準備コースを開設していることろもある。
国籍 主にアジア系の学生が多い。アジアとオーストラリアの距離の近さ、またオーストラリアの高等教育レベルの高さと費用面 の安さ(他の英語圏に比べ)から、進学に向けて英語力の向上を目的としたアジア系学生が大半を占める。私立英語学校と同じタイプの学校の場合、ビジネス英語コースやケンブリッジ検定準備コースを開設しており、ヨーロッパ系(特に西欧)の学生が多いケースもある。
特典 ほとんどのビジネスカレッジ付属英語学校の学生は、そのビジネスカレッジの一般 学生と同様にビジネスカレッジ内の施設を利用できる。一定の期間、一般 英語コースや進学準備コースで勉強し、ビジネスカレッジで必要とする指定の英語力レベルに達していれば、本来、要求されているIELTSやTOEFL等の英語テスト結果 の提出無しに、そのビジネスカレッジに入学できる。
対象ビザ

ETAS・観光・ワーキングホリデー・学生ほか。

対象者(主に) ビジネスカレッジやTAFEへの進学を考えている人向き。もちろん、エンジョイ型の短期留学や、英語のコミュニケーション能力を伸したい人にも対応している。
メモ ビジネスカレッジは私立の専門学校で、州立のTAFEと比べると専門コースの種類は少ないが、TAFEに比べ、同じ様な内容のコースを短い期間で修了できる場合が多い。ビジネスカレッジ付属英語学校は、私立英語学校と同じタイプの学校を除けば、学費のやや安い学校が多い
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アドバイス
英語学校のタイプは大きく分けて4タイプあり、どのタイプの英語学校が良いという客観的な判断基準はありません。自分が何を目的として英語学校に通 いたいのかを明確に判断したうえで、自分にあったタイプの学校を選択することが一番賢明な方法です。

●大学進学が目的
大学に進学して専門分野の学問を学ぶには、非常に高度な英語力が必要です。オーストラリアでは、アメリカのように、TOEFL500点レベルで入学させてくれるような大学はありません。ネイティブ・スピーカー(英語が母国語の人)と一緒に、問題なく勉強が出来るだけの英語力を持たなければならないということです。

大学進学に必要な英語力と学習技能を身に付けるための進学準備コース(English for Academic Purposes/EAP)では、書物やインターネットを使用したリサーチ、講義の聞き方及びノートの取り方、エッセイ・レポートの書き方など、主に、「読む・聞く・書く」を強化することが中心となり、コミュニケーションの構成要素である、「話す」という面 は、どちらかというとやや少ないと言えます。そのため、学術的な英語はかなり出来ても英語でのコミュニケーションがうまくできないといった人が少なくありません。有意義な大学生活を送りたいと考えている方は、大学入学前に、ケンブリッジ検定準備コースを受講しておくと良いでしょう。


●TAFEやビジネスカレッジへの進学が目的
TAFEやビジネスカレッジ(専門学校)とは、職業につながる基礎知識や実践的なスキルを学ぶ場所です。もちろん、ネイティブ・スピーカーに近いレベルの英語力がなければ、コースについて行くことは出来ません。
TAFEやビジネスカレッジが提示する入学基準の英語力は、あくまで最低限必要とされるレベルです。IELTSで5.5ポイントという要求があれば、プラス0.5〜1ポイントくらいで、なんとか授業についていけるレベルだと考えておくと良いでしょう。


特典だけを考えず、しっかりと英語力を身に付ける
多くの学校が、Bridging Programと呼ばれる学校の指定コースを修了すれば、IELTSやTOEFL等の英語テスト結果 の提出無しに
、TAFEやビジネスカレッジに入学できるといった特典付きのプログラムを提供しています。その特典の為だけにこのコースを受講したいと考える人は少なくありません。ただ、こういった形で、本来、授業について行くために必要とされる英語力が身に付いていないままTAFEやビジネスカレッジに入学し、結果 、落第して英語学校に戻って来る人が結構います。Bridging Programを利用する前に、しっかりとした英語力を身に付けておきましょう。

英語力向上は英語学校で
TAFEやビジネスカレッジに行くと英語力が伸びると思い込んでいる人が少なくありません。しかし「専門的な分野の単語力は伸びても、全体的に英語力が落ちたような・・」といった声を実際に多く聞きます。これは、インターアクティブな授業が少なくなり、英語のコミュニケーション能力を向上させる機会が極端に減るからです。
本来、TAFEやビジネスカレッジとは、英語力を伸ばす場所ではなく、自分の進みたい分野の基礎及び専門知識やスキルを学ぶ場所です。 しっかりとした英語力を身に付けてから入学しなければ、授業を理解することが出来ず、長期間勉強してもモノになりません。おまけに英語力も中途半端で自信が持てず「自分を売り込むモノ(証明)がない」ということになりかねないので気をつけましょう。



●英語のコミュニケーション能力の向上が目的
どの英語学校も提供している『一般英語コース』は、主に英語のコミュニケーション能力の向上に重点を置いたコースです。ただし、同じ一般 英語コースでも、それぞれの学校が独自にカリキュラムを開発しているため、授業の内容はかなり異なります。学費の価格差について

英語のレベルが低いうちや、学校に通う期間が短い場合など、どのタイプの英語学校に通 っても、あまり大きな違いを感じることはないかもしれませんが、英語のレベルが中級以上になったり、長期の語学留学で、使える英語力 を身に付けたいと考えている人は、自分の 身に付けたい英語力の目標 にしっかり対応できそうなコースを提供している学校を選ぶ必要があります。各英語学校の持つ専門英語コースの種類やクラスの数(クラス編成)は、学校を選ぶ際のかなり重要なポイントになります。

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