学校の広場TOP > HOW TO 学校選び > 日本人の学生数について

1. 身に付けたい英語力の目標 4. 学費の価格差 7. ロケーション情報
2. 英語学校について 5. 日本人の学生数について 8. 英語学校の開示する情報データ
3. 使える英語力 6. 英語コースについて 9. 留学代理店の使い方

5. 日本人の学生数について
日本人の学生数は、英語学校を選ぶ際に、誰もが気になる情報で、「日本人の学生数が多い英語学校では、英語力があまり伸びないのでは・・」といった考えを持っている人は少なくありません。もちろん、一概に違うとは言い切れませんが、 英語学校で行われる授業はすべて英語です。休憩時間やお昼休みには、日本人の仲間と日本語で話すことはありますが、基本的に英語学校内はすべて英語の環境なのです。

オーストラリアの英語学校の日本人学生の平均的な割合は、20%〜35%です。

日本人の学生数について、事実と違った情報が氾濫しています。そこで、日本人の学生数に関するさまざまな情報を記載しましたので、英語学校を選ぶ際、参考にしてください。 
オーストラリアに訪れる日本人 日本人留学生及びWHメーカー 英語学校は日本人だらけ? 日本人学生の少ない学校が良い?


 
オーストラリアに訪れる日本人
オーストラリアに訪れる国別 入国者数で、日本人は、2001年度では、ニュージーランド人に次いで2位の68.1万人(14.1%)です。1998年度までは日本人が一番多く訪れていました。

 
1997年
1998年
1999年
2000年
2001年
1
日本
(81.3万人)
日本
(75.1万人)
ニュージーランド
(72.8万人)
ニュージーランド
(82.1万人)
ニュージーランド
(72.9万人)
2
ニュージーランド
(68.5万人)
ニュージーランド
(70.9万人)
日本
(70.7万人)
日本
(72万人)
日本
(68.1万人)
3
英国
41万人
英国
(46.7万人)
英国
(52.8万人)
英国
(57.8万人)
英国
(61.1万人)
4
アメリカ
(33万人)
アメリカ
(37.3万人)
アメリカ
(41.7万人)
アメリカ
(48.2万人)
アメリカ
(44.5万人)
5
シンガポール
(24万人)
シンガポール
(24.9万人)
シンガポール
(26.7万人)
シンガポール
(27.6万人)
シンガポール
(26.7万人)

  上記の人数には、観光者以外に、留学生、ワーキングホリデーメーカー、短期語学研修の人数が含まれています。
 
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日本人留学生及びワーキングホリデーメーカー
オーストラリアで英語や専門分野の勉強をする為に学生ビザを取得した日本人の数は、2001年度で約11000人、ワーキングホリデービザを取得して渡航した日本人の数は、2001年度で約9500人に登ります。

学生ビザ
ワーキングホリデービザ
合計
1999年
8411名
7156名
15567名
2000年
9964名
8982名
18946名
2001年
11073名
9510名
20583名

オーストラリアに渡航する日本人の留学生の場合、他国の留学生に比べ、英語力の向上を目的としたケースがかなり多く、また、ワーキングホリデービザで渡航するほとんどの日本人が英語学校に通 うため、英語学校での日本人の比率は高くなります。(平均20〜35%
 
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英語学校は日本人だらけ?
「英語学校に通ったけど、日本人ばっかりだった・・」という話しは良く聞きます(特に短期間/3ヶ月未満しか英語学校に通 っていない学生)。これは、学生が大袈裟に言っているわけではありません。事実、クラスの60〜80%が日本人というはケースは少なくないからです。 では、英語学校が提供する情報の日本人比率の20〜35%(平均的な比率)が嘘なのか? というとそうではありません。実際の数値です。

例えば、学校全体の学生数が200名で、日本人の比率が30%だとすると60名が日本人となります。ただし、この60名のほとんど(80%以上)が一般 英語コースを受講し、その大半が中級レベル以下のクラスで学んでいます。残念ながら、他の国籍の学生に比べ、日本人の英語力は全般 的に低いため、英語レベルの低いクラスは、日本人が非常に多くなっています。

英語学校238名の例(1クラスが14名として)で25%(60名)が日本人とします。
コース
受講条件
クラス数
受講学生数 一般的な日本人学生数 日本人比率
一般英語コース(初級〜上級)
なし
10
140名
52名
37%
進学準備コース
中級レベル以上
2
28名
3名
10%
ビジネスコース
中級レベル以上
1
14名
2名
14%
高校進学準備コース
高校進学目的の学生
2
28名
1名
3%
ケンブリッジ準備コース
中上級レベル以上
2
28名
2名
10%
合計
-
17
238名
60名
25%
※上記の表は、中規模の学校で、日本人の受講している平均的な例を作成したもので、実在はしていません。

英語学校の学生の国籍で特に多いのは、日本、韓国、中国(中国人の場合ほとんどが高校進学準備コース)で、日本人と韓国人で40〜50%占めているのが平均的な数値です。英語学校では、入学時にクラス分け(レベル分け)のテストが行なわれますが、総体的に英語力(テスト結果 )が低いのは日本人と韓国人です。もちろん、英語力の高い日本人や韓国人は多くいますが、中級レベル以下のクラスに日本人や韓国人が多いという英語学校は
一般 的です。
 
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日本人学生の少ない学校が良い?
日本人学生数が少ないというのは、確かに魅力の一つです。ただ、少なければ少ないほど良いとは言えません。自分の英語レベルが、コミュニケーション能力の乏しい中級レベル以下の場合、同言語(日本語)を話す仲間がいなければ、生活するための様々な情報を得る事が出来ず、また、何か問題が起こっても対処する事が出来ず大変な状況に陥ることも十分考えられます。英語圏に留学するということは、何をするにも、何かを伝えるにも、すべて英語でコミュニケーションをはからなければならないという現状に飛び込むということです。このような状況を考えれば、日本人が多くいるというのは非常に助かることなのです。

よく、「日本人が多いと、日本語ばかり話してしまい、英語力がアップしないと思うので・・」という話しを聞きますが、これは、大きな間違いです。英語学校の授業は、すべて英語で行われており、クラス内では英語でコミュニケーションをはからなければなりません。授業中に日本語を話すということは基本的に無いのです。(ただし、分からない点を、日本人のクラスメイトに日本語で尋ねたりしているケースはあります)

一概には言えませんが、日本人の場合、自分の日々の努力による英語力の向上より、単に「日本人がいなければ英語で話をするので英語力がアップするだろう」といった、ちょっと甘い考えに頼りたがり、学校(クラス編成やコースの種類、施設、費用ほか)の内容より、すぐに日本人学生の比率を気にするケースが多いと言えます。

英語学校は日本人だらけ?」でも書きましたが、一般 的な英語学校での日本人学生の比率は20〜35%です。各英語学校のマーケティング戦略によって学生の国籍の比率は異なりますが、基本的な日本人学生の比率は極端に変わりません。


■「日本人学生が少ない学校」の考えられるケース

設立年度が新しい学校で、日本人マーケットの営業力が弱いケース
他の国籍(片寄った国籍)が圧倒的に多いケース
日本人担当者がいないケース

■「日本人学生が多い学校」の考えられるケース
設立年度が古い学校で、日本人マーケットの営業力が強いケース
有名校(ブランド校、老舗校)
日本人担当者がいるケース
4月〜8月は、特に日本人の比率が高くなる時期。


たとえ、英語学校全体での日本人学生比率が10%だとしても、自分のクラスの日本人の比率は、入学時に受けるクラス分けテストで、自分と同じレベルの日本人がどれだけいるかによって決まるため、クラスの70%以上が日本人だというケースも十分考えられます。

日本人学生数に関してはあまり気にせず、その他の内容で学校を選ぶことをお勧めします。

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