●住まい(Accommodation)
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オーストラリア語学留学での最初のスタートは、ホームステイを選ぶ人が大半を占めます。
日本でも言えることですが、知らない土地で、いきなり家を借りて生活を始めるのは決して簡単ではありません。もちろん、電気、ガス、電話回線などの契約も楽とは言えません。
それらを、日本とは違う文化のオーストラリアで、ほとんどルール(法的なことから一般
常識まで)も分からないまま、しかも英語でやり取りをしなければならないという状況を考えれば、最初はホームステイから始めるというのは当然のことかもしれません。
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語学留学生が生活する主なアコモデーション
タイプ
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最低期間
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メモ
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ホーム
ステイ
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1週間〜
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ホームステイは基本的に4週間〜が一般
的。1週間から受付けてくれる英語学校もあるが少ない。
●学校データ一覧
の「宿泊/ホームステイ」でチェック!
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学生寮
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1学期〜
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学生寮を持っているのは、ほとんどが大学で、主に長期学生(大学本科生)を対象としている。語学留学生を学生寮で受付けている学校は少なく、それらは主要都市以外の大学付属英語学校。
●学校データ一覧
の「宿泊/ホームステイ」でチェック! |
シェア
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交渉
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部屋の貸主との交渉。貸主の希望は3ヶ月以上住んで欲しいというのが一般
的。
●おーっす「暮らしファイド(住まい)」でチェック!
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ルームシェア
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交渉
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住居費の節約のために、1部屋を誰かとシェアして住むということ。期間は部屋の貸主との交渉。
●おーっす「暮らしファイド(住まい)」でチェック!
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賃貸
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6ヶ月〜
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●一軒家(House/Terraced
House Town House)
●フラット
(Flat) ユニット(Unit)
契約期間は、最低6ヶ月以上。日本と同様、不動産業者にて契約手続きを行う。デポジット(敷金)は4週間分が一般
的。契約の際には、オーストラリア現地でのReferee(身元紹介人/保証人)が必要となる。日本人の不動産業者は少なく、主に物件の販売を行っている。賃貸をする場合は、基本的に、現地の不動産業者にて英語で契約手続きを行う。
●オーストラリア全土の賃貸情報は「ドメイン・コム・エーユー」でチェック!
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家を賃貸したい人も、シェアを始めたいと思っている人も、生活が落ち着き、人に頼らずに、自分で生活に必要な様々な行動ができるようになるまでホームステイでの滞在を勧めます。
また、 現地のルールがあまり分からない場合や、英語にあまり自信がない場合、オーストラリア人等とのシェアより、日本人とのシェアをお勧めします。(右欄参照)
●フラット
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●ホームステイ(シドニー) |
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■オーストラリア人とフラットや家のシェアをすれば英語は上達する? |
●オーストラリア人とフラットや家をシェアすれば、英語で会話をする機会が多く持て、簡単に英語が上達すると、自分の都合の良いように考える日本人は少なくありません。
もちろん、オーストラリア人とのコミュニケーションで不自由しない英語レベルに達している人の場合には、ある程度当てはまるかもしれませんが、英語力の低い人にはほとんど当てはまりません。
オーストラリア人がシェアメイトを探しているのは、単に空いている部屋を貸したいだけです。基本的に家では、自分のペースで自分の時間をリラックスして過したいのです。
いくらオーストラリア人がフレンドリーだといっても、わざわざ自分の貴重な時間を割いてまで、英語でコミュニケーションがまともにはかれない外国人と好んで話をしようとする人は余り多くありません。
ホームステイの場合、英語ができない外国人留学生を受け入れる心構えがありますが、シェアの場合は、ただ空いた部屋を貸しているだけなのです。
一般のオーストラリア人は、母国語として英語を話しているだけで英語教師ではありません。英語力を向上させるには、英語学校で英語を学ぶことが一番なのです。
●英語力の低い日本人が、オーストラリア人とフラットや家をシェアをして、様々な問題が起こっています。最初の契約時に、説明された内容が分からないにも拘わらず、適当に「Yes」と返事をしてしまい、そのフラット(家)を出る際に、ボンド(敷金)が返って来なかったり、余分なお金を請求されたといった話をよく聞きます。
基本的に、英語で相手の話が正確に理解できない人は、オーストラリア人とのシェアはあまり勧められません。
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●テラス・ハウス
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