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オーストラリアでの英語テスト(Study English in Australia)

オーストラリアで受験できる主な英語テスト

オーストラリアで受験できる主な英語テストは、IELTSケンブリッジ英語検定TOEICTOEFL-CBT(コンピューターテスト)です。

TOEFL-CBT以外は、それぞれの試験対策準備コースを多くの英語学校で受講することが出来ます。 


9.0
CPE
---
280〜300
650〜677
---
7.5〜8.5
CAE〜CPE
900〜990
250〜280
600〜650
1級
6.0〜7.5
FCE〜CAE
800〜900
210〜250
550〜600
準1級〜1級
5.5〜6.5
FCE
700〜800
170〜210
500〜550
準1級
4.5〜5.5
PET〜FCE
600〜700
140〜170
460〜500
2級〜準1級
4.0〜4.5
PET
500〜600
110〜140
420〜460
準2級〜2級
3.5〜4.0
KEY〜PET
350〜500
80〜110
380〜420
3級〜準2級
2.5〜3.5
KEY
200〜350
60〜80
350〜380
4級〜3級
1.0〜2.5
---
0〜200
0〜60
310〜350
5級〜4級

上記は、IELTS・ケンブリッジ英検・TOEIC・TOEFL(コンピューター&ぺーパー)・英検のレベル、点数比較表です。 各テストは、内容がかなり異なるため、一概に比較できるものではありませんが、長年の経験と様々な資料から得たデータを基に作成したものです。
Photo: Australian Centre for Languages
 
英語テストだけにこだわない!

日本は、これまで学歴を重視した社会構造が主流だったため、“力”=“資格”といった認識が強く、特に資格(Certificate)などの形にこだわる傾向があります。 しかし“形(かたち)”ばかりに捕らわれ過ぎて、肝心の実力がおろそかになるのは本末転倒と言えます。
英語テストは、しっかりと英語の勉強をした後に、本当の自分の英語力(実力)を測るために受験することを勧めます。

 

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IELTS /アイエルツ (International English Language Testing System)

テスト構成:Reading(読む)Writing (書く)Listening(聞く)Speaking(話す)
 受験目的:大学や専門学校等への入学、移住
IELTSは、Reading(読む)、Writing(書く)、Listening(聞く)、Speaking(話す)の言語技能のすべてが評価の対象とされているテストで、主にイギリス、オーストラリア、ニュージーランドの教育機関への留学希望者、オーストラリア、ニュージーランドへの移住希望者の英語能力を審査するのに使われています。

TOEFLやTOEICのような選択方式(マークシート)とは大きく異なり、記述式の問題で構成されているため、「Luckで正解する」ということはあまりありません。

テストにはAcademic Module(アカデミック・モジュール)と GeneralTraining Module(ジェネラル・トレーニング・モジュール)の2つのModule(測定基準)があり、大学や大学院への留学希望者はAcademic Moduleの試験結果が必要とさ れます。

Speaking とListening のテストは両モジュール共通ですが、WritingとReadingのテストに関して、Academic Module がより学術的な内容の問題が出題されます。従って、試験結果 が同じポイント(スコア)でも1ポイント位の差があります。

TAFE(Technical and Further Education )やビジネスカレッジの場合、基本的に General Training Module を採用していますが、コースによっては、Academic Module の試験結果を要求する場合もあるので事前に確認することを勧めます。

IELTSテストは、主要都市にあるIELTSテストセンター(主に大学)にて毎月行われていますが、1度受験すると、次は3ヶ月経過しないと受験できないため、大学や専門学校の入学申込締切り時期や、テスト結果 が必要となる時期を考慮の上、受験日を決める必要があります。



Photo: Phoenix English Language Academy
IELTS スコア
9.0 Expert
英語を十分に使いこなせ、表現は適 切・正確・流暢である。
8.0 Very Goog
英語を十分に使いこなせるが、若干、 不適切、不正確な表現がある。複雑 な論議をこなす能力がある。
7.0 Good
状況により、不適切、不正確な表現、 また誤解もあるが複雑な言い回しや 表現力があり、英語を有効に使うこ とができる。
6.0 Competent
状況により、不適切、不正確な表現、 また誤解もあるが複雑な言い回しや 表現力があり、英語を有効に使うこ とができる。
5.0 Modest
たいていの場面で、おおまかな意味 が理解できるが誤解も多い。慣れた 状況では、基本的なコミュニケーシ ョンが取れる。
4.0 Limited
身近なことでの簡単なコミュニケー ションは取れるが理解力、表現力に 問題があり、複雑な言い回しはでき ない。
3.0 Extremely Limited
かなり身近な事柄で、一般的なこと についてのおおまかな表現および理 解ができるが、コミュニケーション ができない場合が多い。
2.0 Intermittent
とぎれとぎれに単語を並べたり、決 まり文句などによる非常に基本的な こと以外のコミュニケーションはで きない。
1.0 Non User
わずかな単語が並べられる程度のレ ベルで英語運用能力は無い。
0 Did not attempt the test
測定不可能
 
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Cambridge EFL Examinations /ケンブリッジ英語検定試験

テスト構成:Reading(読む)Writing (書く)Listening(聞く)Speaking(話す)Use of English (使用技能)
 受験目的:大学や専門学校等への入学、企業(主にヨーロッパ)への就職
ケンブリッジ英語検定とは、ケンブリッジ大学試験機構(University of Cambridge Local Examinations Syndicate)が研究開発した英語検定試験で、数多く存在する英語テストの中で、最も歴史が古く、信頼性があるとされている試験です。

正式名称はCambridge EFL Examinationsで、主にイギリス国内の専門学校、大学などの入学時の英語力の判断材料として使われています。

難易度により5つのレベルに分けられ、試験内容はレベルによって異なります。リスニング、リーディング、ライティング、スピーキング、英語の使用技能(FCE以上のみ)の5セクションによって構成され、結果 は、A・B・C・D・Eで評価され、A〜Cが合格となります。


関税のない自由貿易を基本とした経済圏を確立しているEU加盟国では、近隣諸国の人々とのコミュニケーションは、ビジネスや生活において必要不可欠です。しかし、それぞれの国が、独自の言語を有するため、コミュニケーションをスムーズにはかる為にはどうしても共通 の言葉が必要となります。その共通語が「英語」です。

EU及びその他のヨーロッパ諸国では、本当に使える英語力が無ければ仕事にならないことが多いため、多くの会社が求人の際、求職者の英語力を判定するために、ケンブリッジ英検の合格レベルを要求しています。


Business English Certificates (BEC)

Business English Certificates (ビジネス英検)は、国際的なビジネスの場で英語を活用したいと考えている方々のための資格試験です。リスニング、スピーキング、リーディング、ライ ティングの4技能について、ビジネスの場面に即した英語を、言語の様々な構造や機能を理解した上で駆使する能力を判定す るものです。難易度により3つのレベルに分かれています。オーストラリアでは、BEC試験準備コースを開設している英語学校はあまり多くありません。

BEC3= CAEレベル 
BEC2= FCEレベル  
BEC1= KET〜PETレベル 
Cambridge レベル
●CPE Certificate of Proficiency in English
レベル5(最上級)
英語を母国語とする人に劣らない英語力の持ち主であることの証明となる試験。英国や他の英語を公用語とする国の大学で、入学時に必要な英語力の証明として採用されている他、世界各国の各機関で認められている。
CAE Certificate in Advanced English
レベル4 (上級)
仕事で英語を使用する方に適した上級の試験です。日本では大学生や若いビジネスマンらが多く受験している。多くの大学では、このレベルが入学時に必要な英語力の証明として採用されている。
FCE First Certificate in English
レベル3中級)
日本の英検準1級〜1級レベル

英語を使って仕事や留学を目指す者が多く受験するレベル。最も受験者が多いレベルで、中級レベルの英語能力を証明する試験として世界的にも広く知られている。
PET Preliminary English Test
レベル2初級) 
およその375時間の学習時間で達成するレベル。FCE(中級)の3分の2の語学力にあたり、簡単な日常会話に参加できるレベルの英語力があるかどうかを見る。
KET Key English Test
レベル1(基礎級 ) 
およそ180〜200時間の英語学習で達成するレベル。PET〔初級〕の半分の語学力にあたり、日常生活で必要な最も基礎的なコミュニケーション力を見る。
 
   
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TOEIC/トーイック(Test of English for International Communication)

テスト構成:Reading(読む)Listening(聞く)
 受験目的:企業への就職、自己の英語能力測定
TOEICとは、国際コミュニケーションの手段としての英語の運用能力を試すテストでスコアによって能力を評価します。 現在、 世界約60カ国以上で実施され、1年間の受験者数は世界で約290万人、日本国内においては約130万人が受験しています。個人で受験する他に、企業や団体、学校などでTOEICが採用されています。

試験の題材や語彙は、主にアメリカの日常生活やビジネスに即したものが多く使われ、簡単な問題から難度の高い問題まで出題されます。

日本人のTOEIC受験者数が増えている理由
英語能力判断基準の一つとして企業内でTOEICを取り入れるケースが増えていること。
テストが記述式ではなくマークシート方式で気軽に受験できること。
結果 が合否ではなく、スコア(点数)で評価されること。
受験料が他の英語テストに比べ安いこと。
テストの実施回数が多いこと。

TOEICスコアランク
Aランク  860点〜990点
Bランク  730点〜855点
Cランク  470点〜725点
Cランク  220点〜465点
Cランク  10点〜215点
TOEICテストの試験内容

TOEICテストは2時間で200問に答える一斉客観テスト。

 テストはリスニング(100問)とリーディング(100問)の  2つのセクションで構成。
 解答はすべてマークシート方式。
 テストは英文のみで構成(出題形式の説明もすべて英語)。
 リスニングは45分間で、テープに吹き込まれた会話やナレーションなどを聞いて設問に答える。
 リーディングは75分間で、問題用紙上の文章問題(題材は広告文やメモなど)を読んで設問に答える
各セクションは5点から495点の5点きざみの配点になっており、トータルは10点から990点。
 
 
   
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TOEFL-CBT/トーフル・コンピューターテスト(Test of English as a Foreign Language)

テスト構成:Reading(読む)Listening(聞く)Structure(構文・文法)Writing(書く)
 受験目的:大学や専門学校等への入学
TOEFLテストは、英語を母国語としない人々の英語力を測るテストとして開発され、主にアメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドなどの教育機関への留学希望者者の英語能力を審査するのに使われています。

日本では、2000年10月より、TOEFLテストがコンピューター化されました。Computer-Based Testing (CBT)と呼ばれています。

TOEFLテストは、Listening(リスニング問題)、Structure(構文・文法問題)、Reading(読解問題)、Writing(小論文)の4つのセクションに分かれています。Writingを除き、すべて選択式で、選択肢や文中の語などをマウスでクリックする解答方式になっています。

Writingは、タイプ、手書きのいずれかを選択できます。また、テストに先立ち、コンピューターの使い方や解答の仕方について説明するTutorial(チュートリアル)がコンピューター上で30分ほど行われます。テスト時間は、Tutorialも含めて約4時間といわれています。

Photo: Ih Waratah Education Centre
TOEFL_CBTテストの試験内容

Listening(リスニング)
問題数:30〜49問 
時間
:40〜60

 
Structure(構文・文法)
問題数:20〜25問 
時間
:15〜20分
 
Reading(読解)
問題数:44〜55問 
時間
:70〜90分
 
 
Writing(小論文)
問題数:1問 
時間
:30分
 
 
ペーパー CBT ペーパー CBT
677
300
483
160
650
280
460
140
617
260
433
120
587
240
407
100
560
220
377
80
533
200
340
60
510
180
310
40
 
 
   
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